坐骨神経痛の原因とは?
かなりの人が悩まされていると言われる坐骨神経痛は、何が原因で起こるのでしょうか。
今回は、坐骨神経痛の原因について見ていきましょう。
▼坐骨神経痛をもたらす原因
坐骨神経痛は、さまざまな原因によってもたらされます。
■そもそも坐骨神経痛って?
坐骨神経痛とは、お尻から足先へ向かってしびれや痛みといった症状が続く状態を指します。
座骨は骨盤の最も下の部分に位置する骨で、坐骨神経はお尻にある「梨状筋」という太い筋肉を通る末梢神経です。
■若い世代の坐骨神経痛の原因
20代に最も多い座骨神経痛は「腰椎椎間板ヘルニア」で、30代から40代にも多く見られます。
椎間板とは骨と骨の間にあるクッションの役割を果たすもので、この椎間板がつぶれることによって起こる座骨神経痛です。
つぶれた椎間板が、腰を通る腰椎という神経を圧迫し、痛みを生じさせます。
重いものを持ったり、長時間にわたって座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしといった姿勢の方に多く見られるのが特徴です。
■高齢世代に多い坐骨神経の原因
50代以上の世代に多く見られる座骨神経痛の原因として、腰部脊柱管狭窄症が挙げられます。
腰の神経が走る腰部脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて起こる座骨神経痛です。
加齢とともに脊柱管は狭くなりますので、変形した椎間板や骨が触れることによって痛みが起こります。
背筋をまっすぐにすると神経に触れて痛みを生じ、前かがみの姿勢になると圧迫が弱まり、痛みが緩和されるのが特徴です。
▼まとめ
座骨神経痛の原因は、若い世代と高齢の世代では異なることがわかりました。
ただ、年代に関係なく発症する可能性もあるため、注意が必要です。
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